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チェリヴァホール特定天井耐震改修工事

地域に親しまれた大ホールの天井リニューアル

木次経済文化会館(チェリヴァホール)は斐伊川堤防沿いのJR木次駅前に立地しており、毎年4月に開催されるさくら祭りでは県内外から数万人が来訪し賑わいを見せている。

天井に縦横3m間隔で格子状に梁型が並び、格子の中心に雲南市の市花である桜の花をあしらったデザインが特徴的な大ホールは、演奏会、演劇等で利用され地域に親しまれている。

竣工後30年余り経過した大ホールの天井は平成25年に施行された国交省告示771号(いわゆる特定天井)に該当しており、大地震時に脱落する恐れがあることから、耐震補強工事を行うこととなった。

ホールの特性上、既存の音響性能を損なわない方法で天井を補強する必要があるため、既設の天井を一旦解体し、天井裏に補強鉄骨を新設、補強鉄骨から直接天井材を支持する「準構造化工法(直天井化)」により補強を行っている。補強材をすべて天井裏に隠すことで改修前の天井デザインを変えることなくリニューアルしている。

名  称: 木次経済文化会館チェリヴァホール

所 在 地  : 島根県 雲南市

規  模: 地上4階建て

構  造: 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)

延床面積: 3157.6㎡

改修面積: 344.4㎡

用  途: ホール

竣  工: 2023(令和5年)

施 工 者  : 田中工業(株)(建築工事)

      (株)日新電工(電気設備工事)

      島根水道(株)(機械設備工事)